セプティマ・レイ(SEPTIMA LEY)

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今月のエッセイ(2025/12)

Author: セプティマ・レイ

 12月になりました。怒涛の出張が無事に終わりました。4日間で京都と台湾に行くという強行日程は、さすがに体に堪えました。4日目は朝5時に起き、9時発の羽田行きの航空機に乗り、帰国後すぐに大学へ向かって4限と5限に授業を行い、19時からはゼミ生に判例評釈の指導をするという、我ながら無茶な一日でした。帰り道、千駄木駅前の松屋で牛丼を頼んだのですが、なぜか“つゆだく”になっていて、しょっぱくて食べられませんでした。疲れすぎていて、もうこういう無理は絶対にやめようと心に固く誓いました。

 台湾では、映画産業における生成AIの著作権問題をテーマとするシンポジウムに、キーノートスピーカー兼パネリストとして登壇しました。アメリカの映画産業の著作権団体から来たアメリカ人の態度が尊大で、正直、不快でした。自分のスピーチが終わると、ずっと携帯電話をいじっているのです。そのくせ、台湾の学者のプレゼンテーションにはどうでもよい難癖をつけて悦に入っていました。私はクリエイターの視点からプレゼンしたため、私のスピーチやディスカッションの際には、苦虫を噛みつぶしたような顔をしていました。こういう失礼な人間とは、二度と同席したくありません。

 今回の台湾出張は2泊3日だったため、馴染みのお店には行けませんでした。ただ、サバティカルで台湾に住んでいた頃によく行った兄弟飯店の「梅花庁」という飲茶の店で、友人たちと旧交を温めることができました。ここは私のお気に入りのお店で、何を食べても美味しいです。還暦の誕生日もここで祝ってもらいました。Teaching AssistantだったEricが台湾大学ロースクールに再入学したこともあり、今回もいろいろと面倒を見てもらいました。また機会があれば、招聘教授として日本のエンターテインメントビジネスを台湾大学の学生たちに教えたいと思います。ただし、遊び気分で来ている西洋人たちに教えるのは、まっぴらごめんですが……。

 早いもので、今年も残りわずかとなりました。今年は何といっても、20年かけて執筆した『アメリカ著作権法』を出版できたことが最大の出来事でした。この本を書くために学者になったので、私の人生の目標は達成することができました。とはいえ、来年7月には『よくわかる音楽著作権ビジネス』第7版が出版される予定です。これが最後の改訂になるので、永久版とすべく原稿の推敲を重ねているところです。

 では最後になりますが、本年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さん、良い年をお迎えください。


12月 1st, 2025

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