セプティマ・レイ(SEPTIMA LEY)

  • Home
  • 過去のエッセイ
  • 著書/Books
  • 契約書/Contract
  • 実績/Works
  • 会社案内/Information

今月のエッセイ(2026/2)

Author: セプティマ・レイ

 2月になりました。今年は珍しく共通テストの試験監督に割り当てられなかったので、自宅でゆっくりできました。東洋大学に着任して初めてのことです。入試委員長の頃は、2日間の試験期間中、職員室でずっと待機しなければならなくてしんどかったです。なぜ待機しているかというと、入試委員長はトラブル対応要員だからです。たとえば、体調が悪くなって、別室受験を希望する学生がいると、会議室等の別室で当該学生の試験監督をするのです。入試委員長は3年程務めましたが、一コマ授業を減らしてもいいくらいの重責でした。

 1月は大学教員にとって確定申告の時期です。1月31日までに送付される支払調書を集めて、税理士に送らなければなりません。講演料や原稿料、書籍の印税、新聞社の取材協力費、委員会の報酬等、さまざまなものがあります。1月31日を過ぎても、私のもとに届かない支払調書がいくつかあるので、送付してもらうようにメールでお願いしなければなりません。今回は4社くらいに連絡をして、2月初旬にようやく揃いました。毎年の恒例行事ですが、1月31日までに支払調書が揃ったことはありません。来年こそはスムーズにいくことを願っています。

 私は今年63歳になりますが、歳を重ねるとなかなか自分の間違いを認めることが難しくなります。特に大学教員は若い頃から「先生、先生」なんて言われているので、自分が偉いと勘違いしている人が少なくありません。私は大学卒業後、すぐに高校教師になったので、自分が偉いと勘違いした一人です。その後、日音に入って平社員として働いたので、幸運にも勘違いを是正することができました。先日、自分の間違いをなかなか認めない同僚教員と大喧嘩しましたが、文字通り、反面教師として「ああはなるまい」と決意を固くしました。

 大学教員といえば、原稿の締切を守らない学者が多すぎます。仲の良い編集者と飲むと、たいてい「〇〇先生は締切を守らない」という話題で持ち切りになります。酷い場合は連絡がつかなくなるそうです。私は会社員生活が長いので、まったく信じられません。どこか勇気のある出版社が締切を守らない学者に対して、債務不履行を理由に損害賠償を請求すればいいと思います。ちなみに某大手の法律系出版社は、大学教員が自ら辞退を申し出ない限り、ひたすら原稿を待つそうです。こういうアホな対応をするから大学教員がつけあがるのです。

 2月25日に台湾大学で開催されるシンポジウムと学生セミナーに出席します。シンポジウムは昨年に続いて、AIと著作権がテーマです。学生セミナーでは、日本と台湾の学生が1チーム15~20分の発表を行います。テーマは知的財産法に関するものなら何でもOKです。日本からは東洋大学の安藤ゼミから2名、明治大学の今村ゼミから3名が参加します。私が司会を務めますが、どのような発表が行われるか、今からとても楽しみです。台湾大学の招聘教授を務めた関係で、今でも台湾大学と深い交流が続いていることに心から感謝している今日この頃です。


2月 7th, 2026

  • 記事カテゴリ

    • 過去のエッセイ
    • 著書/Books
    • 契約書/Contract
    • 実績/Works
    • 会社案内/Information
  • リンク

    • JASRAC
    • たむたむのおへや
    • カロッツァのHP
    • 光田康典のページ
    • 日本レコード協会
    • 早稲田大学
    • 角松敏生公式ホームページ
    • 音楽権利情報検索ナビ
    • 音楽出版社協会(MPA)

Copyright © - セプティマ・レイ(SEPTIMA LEY)