セプティマ・レイ(SEPTIMA LEY)

  • Home
  • 過去のエッセイ
  • 著書/Books
  • 契約書/Contract
  • 実績/Works
  • 会社案内/Information

今月のエッセイ(2026/3)

Author: セプティマ・レイ

 3月になりました。2月25日に台湾大学で開催された学生セミナーとシンポジウムに参加してきました。学生セミナーでは、日本の学生5名と台湾の学生3名がそれぞれ15分の発表を行いました。内容は、フェア・ユース、Value Gap、音声の法的保護、特許法の進歩性というように、バラエティーに富んでいました。東洋大学の学生は、シンゴジラの立体商標としての登録の可否が問題となったシンゴジラ事件について英語で発表しました。かなり入念に準備したので、出色の出来でした。学生たちにとっても素晴らしい経験になったと思います。

 午後のシンポジウムでは、キーノート・スピーカーとして、日本における音声の保護の動向について、30分間の発表を行いました。発表はつかみが大事なので、「ElevenLabs」という音声生成ツールを使って、自分を声を模したAI音声を生成して、英語と中国で挨拶した音声を会場で流しました。挨拶も「みなさん、こんにちは。今日は素晴らしいシンポジウムにお招きいただき、誠にありがとうございます。台湾はいつも日本人を温かく迎えてくれるので、本当にうれしいです。」という内容にして、会場の雰囲気を和やかにしました。私はアウェアで報告する時は、まず観客を味方につけるような導入にしています。

 台湾に住んでいた時に作った現地の銀行口座のパスワードを忘れてしまったので、台湾大学の助手のエリックさんに助けてもらって、パスワードをリセットしました。思いつくパスワードをすべて試してみたのですが、まったくダメだったのです。パスワードをリセットしたおかげで、現地のATMで現金を引き出せるので、日本円を台湾ドルに両替する必要がなくなりました。台湾はカード社会ですが、いまだに現金しか受け付けないお店も少なくありません。ただ、悠遊カードを持っていれば、交通機関はもちろん、ショッピングも不自由なくできるので、台湾に着いたらまず悠遊カードを購入することをお勧めします。

 今回、青花驕という火鍋で有名なレストランに行きました。本店は、中山駅から徒歩3分という便利な場所にあります。私はサバティカルで台北に滞在していた時、中山駅から10分くらいのマンションに住んでいたので、場所は知っていたのですが、残念ながら行ったことはありませんでした。今回、本店は激込みで予約できなかったので、台北101から徒歩5分くらいにある新光三越にある支店に行きましたが、本当に美味しかったです。特に激辛が大好きな人はたまらないと思います。台湾に行ったら、トンポーロウ(東坡肉)とルーローハン(魯肉飯)はマストですが、麻辣(マーラー)鍋もぜひ試してみてください。

 ミュージシャンの椎名和夫さんが2月17日にお亡くなりになりました。私が初めて椎名さんを見たのは、1983年の山下達郎の中野サンプラザでのコンサートでした。当時、山下達郎のコピーバンドをやっていた私は、ライブバージョンを完コピすべく、達郎さんのライブに通って、椎名さんの演奏を食い入るように見つめていました。椎名さんと初めてお話したのは、1996年頃です。私が音楽著作権のセミナーに講師として呼ばれて、椎名さんが私に質問したのが最初だったと思います。その後30年間にわたって、とても親しくして頂きました。共に実演家の権利のために闘ってきた同志なので、悲しく、そして寂しいです。2015年12月にFIMと音楽家ユニオンが主催した青山の国連大学で開催された国際会議(https://www.cpra.jp/info/2015/fim-muj-conference.html)に一緒に参加して、実演家の権利保護を求めるスピーチをしたのがいい想い出です。心よりご冥福をお祈りいたします。


3月 2nd, 2026

  • 記事カテゴリ

    • 過去のエッセイ
    • 著書/Books
    • 契約書/Contract
    • 実績/Works
    • 会社案内/Information
  • リンク

    • JASRAC
    • たむたむのおへや
    • カロッツァのHP
    • 光田康典のページ
    • 日本レコード協会
    • 早稲田大学
    • 角松敏生公式ホームページ
    • 音楽権利情報検索ナビ
    • 音楽出版社協会(MPA)

Copyright © - セプティマ・レイ(SEPTIMA LEY)